ドイツ胸部外科学会参加記|片平 晋太郎


2017年2月11日から2月14日にドイツLeipzigにて開催されましたドイツ胸部外科学会に参加しましたので報告いたします。

Leipzigは旧東ドイツ領の人口約52万人のザクセン州最大の都市です。バッハやメンデルスゾーンらゆかりのドイツを代表する音楽の街、またベルリンの壁崩壊、東西両ドイツの統一の端緒となった住民運動の発祥地として知られています。

11日の夜にLeipzigに到着し、ゲーテも常連だった、歴史のあるザクセン料理のレストランで、ドイツビールで乾杯し、翌日の学会参加に向け休みました。12日から学会に参加しました。学会構成は日本の心臓血管外科と同じような内容でしたが、各演題の症例数は日本を大きく上回るものでした。

今回の私の発表は、学位研究(TEVAR後の食動粘膜血流変化)の内容で、オーラルプレゼンテーションを行いました。 英語でのプレゼンテーションは不慣れで戸惑うこともありましたが、齋木教授の多大なる協力のもと無事発表を終えることができました。とても貴重な経験ができたと思います。

最後になりましたが、このような海外発表の機会を与えて下さり、齋木先生はじめ、医局の先生方に、この場を借りて感謝・御礼申し上げます。また、2月の忙しい時期に快く送りだしていただきました岩手県立中央病院の長嶺先生、小田先生並びに高橋先生、伊藤先生に感謝いたします。