3次・高次修練学生募集

本物の心臓の手術を、目の前でみてみたいと思いませんか?

心電図で診ていたあの脈が、聴診で聞こえた心雑音の原因が、教科書で見たイラストの光景が、直接目の前に広がります。
その感動を、ぜひ皆さんにも感じて欲しいと思っています。
心臓血管外科医を目指す人だけでなく、手術に興味はあるけど手術に参加することに抵抗感がある人、循環器全般にに興味がある人、漠然と心臓血管外科に興味がある人、みなさん大歓迎です!
是非一度、気軽な気持ちで当科へいらしてみて下さい。後悔はさせません。お待ちしています!

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心臓血管外科実習での週間予定表

定期手術は週4日行われています。
自分が所属するグループの手術が行われる日は、回診後AM 10時頃に手術室A室またはW室に移動します。原則として、朝回診はICUに8時30分集合、夕回診は東9階病棟に4時集合です。
その他については、配属されたチーム指導者の指示に従ってください。

曜日 午前 午後 備考
7:45 医局会 手術、回診
8:30 ICU回診
(麻酔科と合同)
9:45 東9階病棟回診
7:45 医局会 手術、回診 第2火曜日は8外科合同
カンファランスが
あります。
(AM7:30~臨床小講堂)
医局会終了後 ICU回診(心外のみ)
9:15 東9階病棟回診
7:45 医局会 手術
8:30 ICU回診
(麻酔科と合同)
9:15 東9階病棟回診
7:45 ICU回診 14:00
ウェットラボ16:30
リハミーティング17:00
手術部との術前
カンファレンス
8:00 カンファランス
(場所:西9階SGT室)
カンファランス
終了後
総回診
7:45 医局会 手術、回診
8:30 ICU回診
(麻酔科と合同)
9:15 東9階病棟回診

修練内容

ウェット ラボ (隔週木曜日 午後 2時〜 3号館3F実験室にて)

※3次修練学生、高次修練学生の両方が対象

当科では毎週臨床実習の学生を対象にブタの心臓を用いたwet laboを開催しております。
齋木教授をはじめ、スタッフ、大学院生が各週のテーマに沿って手術手技を指導し、体験していただいています。将来の志望科が未定の方、外科系希望の方も、実際に心臓を触れ、解剖を確認し、自分の手を動かすことで心臓血管外科の魅力を感じていただけたらと思っております。

【MEMO】 ブタの心臓を手に取りながら、冠動脈の走行や心臓弁の解剖などを学びます。また、ブタの大動脈や人工血管の吻合操作を通して、持針器の使い方、糸結びなどの基本的外科手技を習得することができます。

3次修練学生が担当すること

総回診

教授の回診を最前列で見学してください。聴診など身体所見の評価を行ってもらうことがあります。所見を述べられるよう、あらかじめ患者の状態を把握しておいてください。聴診器を必ず携帯してください。

手術報告

毎週火曜日の朝会で手術所見提示の上、手術報告が行われます。3次修練学生には1週目に手術参加した症例の手術報告をしてもらいます(日本語で可)。あらかじめ主治医から手術情報を入手し、内容について指導医と確認しておいてください。
上記のほかにも、回診時の診察、心カテ検査や他チームの手術見学など積極的に実習を進めて下さい。

高次修練学生が担当すること

高次修練は、3次修練からさらに一歩踏み込んで、心臓血管外科手術を理解することを目的としています。希望があれば、関連病院での実習も可能です。
心臓血管外科手術に積極的に参加し、手術手技、人工心肺、補助循環等について理解を深めます。また、糸結びや抜糸など外科的な基本手技についても指導します。
3次修練学生同様、参加した手術の手術報告をしてもらいますが、医師と同様英語で発表してもらいます。

先輩の声

片平 晋太郎

私は大学5年生の時の実習で参加した心臓手術の魅力に取り憑かれ、心臓血管外科医を目指すことにしました。
2年間の初期研修の後に1年間の一般外科研修、5年間の心臓血管外科後期研修の後に東北大学心臓血管外科に入局しました。その後、大学院で学位を取得し、関連病院で2年勤務した後にハインリッヒ・ハイネ大学心臓血管外科(デュッセルドルフ、ドイツ)に2年間 研究留学し、現在に至ります。

研究および留学をしたことにより視野がひろがり、心臓血管外科がさらに面白くなりました。確かに、心臓血管外科は他の科にくらべすこし過酷な勤務で、興味があっても門を叩くことをためらわれるかもしれません。しかし、そういった勤務状況も働き方改革により以前に比べ今後は改善していくと思われます。

実際に勤務形態に変化がでてきています。また、心臓血管外科は術者になる機会が少ないと思われている傾向がありますが、現在、東北大学の関連施設では若いうちから開心術はもちろん血管内治療まで幅広く、多くの執刀および助手を経験することができ、そういった心配はありません。
心臓血管外科は守備範囲が広く、いろいろな人に活躍する場は多くあると考えています。少しでも興味があれば男性だけでなく女性医師も気軽に教室に遊びにきて話を聞いてほしいと思います。

松尾 諭志

心臓手術の醍醐味を感じてみませんか?
東北大学心臓血管外科の松尾諭志です。私は卒後15年目になります。初期後期研修を大崎市民病院で一般外科をメインに行いました。まずは心臓外科以外のさまざまな分野の多くの手術を見ることも大事だと感じ、あえて心臓外科のない病院で研修を行いました。4年間の研修を経たのちに、東北大学心臓外科に入局しました。

どうして心臓外科医になろうと決意したかと言いますと、中学生の時にその頃バチスタ手術を日本で先駆けて行っていた須磨久善先生のコラムを新聞で読んだことがきっかけです。“心臓を停止させて、悪いところを治し、そして、心臓の鼓動が再開する。”子供ながらに、非常に興味をもち、医学部に進もうと考えました。そして、大学5年生になり、心臓外科手術に入り、心停止、心拍再開を見た時は非常に感動し、思わず心臓に手を当てたことを今でも覚えています。

心臓血管外科の中でも、冠動脈、大動脈、弁膜症、重症心不全など多くの分野があります。私は子供好きという点もありますが、機能再建にも興味があり、先天性心疾患を専門としています。手術は成人分野以上に多くの知識と繊細な技術を求められます。私は4年間、関連病院であるこども病院で修練を積み、若輩ながら多くの執刀の機会も得ました。また、幸運にも年間1000近い手術が行われているパリの小児病院に6週間研修する機会があり、術野に入って手術を見学しましたが、手術手技のレベルの高さは非常に驚愕でした。6週間はあっという間で、その病院でさらなる研鑽を積みたく、語学勉強中です。東北大学心臓血管外科は海外留学に非常に積極的で、多くの先生が今でも留学しています。日本では学べない知識や技術習得のために、非常に有効なツールだと思います。

最後に、心臓血管外科は外科の中でも特に精神的、肉体的にもハードではありますが、それ以上に術後の患者の回復過程を直に感じられる点でやりがいは他科に比べても非常に多く、また、手術の度に感動が得られると思います。そこが、心臓外科手術の醍醐味です。東北大学心臓血管外科は若手にも積極的に執刀させるチャンスを与えてくれます。自分の手でそのような感動を得られる仕事を一緒にやってみませんか。興味がある方は是非ご連絡ください。

板垣 皓大

2020年4月から大学院に入学した板垣皓大といいます。2015年に東北大学を卒業しその後2年の初期研修を青森県立中央病院で行っていました。

初期研修ではコメディカル含め人間味あふれるスタッフ達の中、集中的に数多くの症例に触れることができました。

時には臨時手術も重なり開心術を複数件直列で朝までやるような日もありましたが、手術によって瀕死の状態から復活する患者さんや循環動態の劇的な改善を目の当たりにすると非常にやりがいのある診療科だなと考え、心臓血管外科に進むことにしました。
後期研修はそのまま青森に在籍し、様々な手術や周術期管理を指導していただきました。現在は仙台に戻り研究に入っておりますが、実験の準備や周辺知識の拡充など教授をはじめとしたスタッフの先生方に助けられながら進めております。

心臓血管外科は心臓や大血管を扱う特性上、循環動態や様々な臓器との関わりなど知的好奇心の尽きない領域です。興味があればぜひ一度見に来てください。

大谷 将之

私は平成27年3月に本学を卒業し、消化器外科医を志して岩手県立中央病院で初期研修を開始しました。心臓血管外科との出会いは初期研修2年目11月、外科専門医に必要な症例を経験するためにローテートを行った時でした。心臓血管外科は特別な診療科であり、過酷すぎるため普通の人は耐えられない、技術的なハードルが高く凡庸な人間は進むべきではない、という偏見を持っていたため、自分の進路として検討したことは一度もありませんでした。しかし、瀕死状態であった患者が手術を経て救命され、感謝の気持ちを示して退院していく姿は非常に印象的であり、外科医としてのやりがいが大きいと感じ、心臓血管外科に進むことを決意しました。

初期研修終了後、3年の後期研修を岩手県立中央病院で行いました。末梢血管、大血管、弁膜症、冠動脈疾患、重症心不全等、多岐に渡る手術に参加し、心臓血管外科専門医に必要な症例数を達成することができました。現在は大学病院で臨床業務を行いながら、研究の準備を進めている段階です。

心臓大血管手術の成績は半世紀で格段に向上しましたが、他科手術と比較すると患者さんにとっての侵襲は非常に大きいと思います。ステントグラフトやTAVIのように、技術の進歩が著しいのも当科の特徴です。手術の低侵襲化や合併症軽減に向けて技術の鍛錬や、研究に励みたいと思っています。
心臓血管外科は非常にやりがいがあり、学問として発展の余地が残されている領域です。漠然と外科医になりたい、と考えている学生や初期研修医の先生方も、心臓血管外科を一度ローテートしてみることをお勧めします。



当科医師に聞く10の質問


  • 細かいことに気付ける人。
  • 向いている向いていないはないと思います。興味をもって継続できるかどうかです。
  • 少しでも面白そうと興味を持ったことがあれば向いていると思います。
  • 循環動態の変化に興味を抱く人。大掛かりな手術が好きな人。さまざまな職種の人と関わりながら仕事をしたい人。
  • どの科にも当てはまるが、基本的に患者を想って仕事ができる人ならやっていけます。
  • とにかく人を救いたいという熱い思いのある人。
  • こだわりを持てる人間。
  • 精神論的な面からは、難しい局面に遭遇しても、根気よく諦めずにやり遂げる強い意志を持った人が向いていると思います。ただし、これは医師全般にあてはまることですので、医師を志すための心構えがあれば、心臓血管外科にも向いているといえるかもしれません。そのほか、心臓血管外科は、病態組織の摘出より再建を主体とした手術が多いため、立体構築能力(空間認知能力)が優れている人は向いていると思います。今後は内視鏡手術やロボット支援手術が心臓血管外科分野でも普及されるでしょうから、そのような能力がある人は有利かもしれません。

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  • ある程度の器用さは必要ですが、人並外れて器用である必要はありません。
  • ある一部の手術以外はとくに手先の器用さは必要ありません。
  • 器用だと最初の苦労が少ないかもしれませんが、手術を行うまでの管理や、手術での戦略、術後管理など、器用さだけが求められる仕事ではないように思います。また手術によっては頻度の少ないものもあり、日々の鍛錬も重要と考えます。
    ある程度の器用さは必要ですが、練習でカバーできます。
  • 生まれもった手先の器用さ、センスを持っている人はいると思いますが、ほとんどは努力と修練の積み重ねと思います。
  • 基本的な技術を身につければ、必ずしも器用でなくても出来ます。
  • 外科手技は、切開、糸結び、運針の繰り返しになるのですが、全ての手技は繰り返し練習することで修得可能な技術ばかりですので、外科のなかで特に器用さを求められるわけではありません。
  • 特殊技能を持つ人しかできないのであればそれは医療ではなく伝統芸能です。誰にでもできるように技術が一般化されたものが医療ですし、その技術を教えることのできるスタッフも揃っています。

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  • きついです。
  • 以前は非常にきついものだったと思います。現在は働き方改革などでかなり楽です。
  • 辛いことは多々ありますが他の診療科でも一緒です。
  • 正直きついですが、その分、自分で手術を行えたときのやりがいはとても感じられます。
  • 心臓血管外科に限らず、研修は厳しくもあり楽しいものです。
  • 施設状況や一時的な業務の多寡にもよりますが、きつい時もあるとは思います。
  • 医師の修行はどこかで頑張る必要があります。心臓血管外科は比較的スタート地点からの頑張りが必要になりますが、専門医までの道のりを総じて比べてみると、他科と比べて特に厳しい物ではないと思います。また、循環の管理は理詰めで管理できるため、心臓血管外科の術後管理は比較的型通りに行われることが多いです。そのため、術後管理は若手からベテランまで分担して行えるため、手術日以外の休日取得については比較的融通が効くと思われます。
  • たまたま緊急手術が続くと体力的に疲労はありますが充実感はあります。

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  • 最低10年以上かかります。
  • 資格的には12−15年ですが、1人前となると一生なれません。引退するまで勉強と修練を継続する必要性があります。
  • 何年でしょうか?近年通常の開胸手術だけでなく内視鏡を用いた小開胸手術、ロボット手術、新しいデバイスの登場、血管内治療の発展もあり、年々やることは増えており一概にはお答えできません。専門医は新制度になり最速7年目に受験可能のようですが、そこからようやくスタートなのかもしれません。
  • 早ければ15年くらい。
  • 生涯、修練中と思います。
  • 研修医の期間も含めると、10年から15年ほどかかるでしょうか。
  • 現在の新専門医制度では初期研修終了後に、外科修練3年後に心臓血管外科修練3年(計6年)行うことで、必要な修練を修了していれば心臓血管外科専門医を習得できます。将来的に連動修練が導入されれば、外科、心臓血管外科を取り混ぜつつ計4年経験することで専門医を取得することが可能となる見込みです。術者件数、論文執筆、学会発表の経験を得ることは難しいと捉えてしまうかもしれませんが、当院を基幹病院とする修練施設群では、半年ごとに定期的な修練医の修練状況を把握し、適切な指導が行われるように配慮するようにして専門医の取得を行えるように施設長が取り計らうように努めております。
  • 自身がまだ研鑽中ですので確定的なことは言えません。

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  • 筆記試験に関しては、他の専門医と同じくらいだと思います。
  • 普通に勉強すれば問題ありません。過去問題集も出版されています。
  • 初期研修終了後、外科専門医取得プログラムに入り外科専門医を取得後、さらに心臓外科研修を積んで取得できるようですが、試験だけでなく症例数やその他のシミュレーションも行う必要があるため大変です。
  • 日々の診療とある程度の試験対策を行えば、難しくありません。
  • 合格率は75~80%前後であったように思います。合格率からみれば医師国家試験よりは難しいことになりますが、専門医試験で苦労している人はあまり見かけません。
  • ある程度の準備をすれば大丈夫です。
  • 医師国家試験とは異なり、座学で得た知識だけでは解答できない問題が含まれています。ただし、実際の臨床業務に従事し、診断へのアプローチ、手術適応、手術内容についての考察、一般的な合併症対策に対する臨床修練を一通り行なっていれば、それほど困難ではないと思われます。出題者側はおそらく臨床業務をきちんとこなして来たかどうかを問う問題を意図して出題していると思います。
  • 他の分野の専門医と比較して心臓血管外科専門医だけが難関ということはありません。

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  • とても忙しいです。
  • 今は非常に忙しいです。色々な病院のシステムなどが変更できればそこまで忙しいとは思いません。
  • 忙しい日は日の光を見る事なく1日が終わることも珍しくなく、運が悪いと数日家に帰ることができません。暇な日もその分あり、夏休みなどもしっかり取得できています。
  • 忙しいです。ある程度の自己犠牲は許容しないといけないと思います。
  • 手術時間も他科よりは長いことが多く、緊急手術も多い。人の命を左右する場面が多いので必然的に忙しくなってしまうが、充実感も半端ない。
  • 時に長い手術はありますが、常にとても忙しいわけではありません。
  • 確かに他科に比べると長時間手術が目立つかもしれませんし、また、合併症を発症した際には直接生死に関わることも多く、即座の緊急対応が必要になる局面が多くなると思われます。そのため、拘束時間が比較的長くなる傾向にはあります。ただし、最初から最後まで同一人物が手術や合併症対策を行うのではなく、交代で行うことで、疲れないようには配慮して仕事を行なうようにしています。
  • 緊急手術はありますが、多少季節性がありますので、365日忙しいわけではありません。

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  • 働き手としては不足していますが、術者としては難しいところです。
  • 不足していません。
  • 外科医の数としては充足しているように思えますが、周術期管理の面でマンパワーが必要となることが多く、多職種での連携が欠かせません。診療看護師(NP)の登場によって日中業務の過密さは緩和されつつあります。
  • 不足はしていません。一方で病院数が多く、今後集約化が行われれば、執刀する数も増えますし、これ以上の心臓血管外科医は不要だと思います。
  • 一定数いる先天性心疾患、高齢化に伴う高齢者心疾患増加を踏まえると不足していると思う。
  • もともとあまり多くの人数が必要なわけではありませんが、地域によっては不足しているかもしれません。もう少しいたら、と思うことはあります。
  • 十分な休息を取れるような、勤務交代を構築するためには、心臓血管外科医の数はまだ不足していると思います。将来的には診療看護師が増えることで医師業務の代行を行うことが主流になるかもしれませんが、まだ導入されて間もないです。
  • 全体としては足りているように感じますが、地域による格差はあると思います。

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  • 可能です。ライフプランとの折り合いは考える必要があります。
  • 問題ありません。
  • 基本的に心臓外科をやる上で性別は関係ないと思います。
  • 女性でも可能です。ただし、女性の場合は出産などでブランクが生じます。その分、頑張る必要があります。
  • 女性心臓血管外科医は他科に比べてかなり少ないです。女性ならではの細やかさや配慮、器用さなど女性外科医として心臓血管外科分野でも活躍できる場は必ずあります。当医局でもやる気のある女医大募集中。心臓血管外科女医チームを一緒に作りましょう!
  • 可能だと思います。
  • 精神的なタフさがあれば男女を問いません。長時間の手術を行なっても、実はそれほどカロリーを消費するわけではないようですので、一般的な体力があれば十分です。あとは気力です。ただ、不規則な生活にはなりやすいです。
  • 可能です。実際に増加傾向です。

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  • 難しいと思います。
  • できます。
  • 同門の先生方で開業されている人はいます。
  • 開業している先生は多くいますので、可能です。
  • 心臓血管外科単独で開業することはないが、循環器・外科として循環器全般、心臓手術後外来をお願いしているクリニックや医院はある。
  • 開業で手術をすることは難しいと思いますが、心臓を中心に診れる内科としての開業は可能と思います。
  • 心臓血管外科から直接開業することは難しいかもしれませんが、開業のために、総合診療科、在宅医療従事を数年経験する事で、スムーズに開業できた先輩方はおられます。心臓血管外科では、他科疾患を学ぶ機会も多く、手技の修練を行うために、開業には有利な面もあります。
  • 可能です。循環器科としても外科としても開業されている先生はいます。

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  • 患者さんの生死に向き合って、自分達の手術や処置によって直接的に救命やQOL改善を得ることができる実感があり、やりがいと喜びを強く感じることができること。
  • 心臓の術後の患者さんは劇的に状態が改善します。また、新しい技術の進歩とともに手術手技も進歩するため継続して学ぶことができマンネリになりません。
  • 絶体絶命の状態から夜通し人工心肺を用いるような大掛かりな手術をして患者さんが元気に帰っていく時はその他の診療科ではまず感じられない達成感があります。
  • 退院時に患者の笑顔が見られること。患者に感謝されること。執刀した手術が無事終わり、その患者が退院した時の達成感を感じられること。
  • 患者さんが笑顔になって退院していってくれる姿を見ると本当に良かったと思えます。
  • 心臓血管疾患で苦しむ患者さんを、時に繊細に、時に大胆に自らの手で救うことのできるやりがいです。
  • 心臓血管外科は難易度の高い手術をこなします。患者はそのことを十分感じております。そのため、手術がうまくいき、予後の改善が得られれば、患者にはことのほか喜んでいただけますが、その時は、おそらく他では得難い満足感、充実感を得られると思います。
  • 選択した手術や治療法の結果がすぐにでることはやりがいがあります。また、手術をしなければ生存していなかったかもしれない患者さんが退院後に外来で元気に話しているのをみることも楽しみにしています。

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